ウィルス学者で京都大学准教授の宮沢孝幸先生と、
医師で 「宝塚CDC」こと宮澤大輔先生、
沢/澤の字が違う二人のMiyazawa先生をご紹介します。
◆宮沢孝之先生(獣医学博士・ウィルス学者)
現在、京都大学医生物学研究所※ 准教授
※「ウィルス・再生医科学研究所」が2022年4月に現名称に変更。
H28までのプロフィールはこちら⇒ ★
Twitter⇒ @takavet1
ウイルス学、人獣共通感染症、免疫学、ワクチン学、分子生物学、分子進化学が専門。
現役の大学准教授として国に異論を呈する数少ない科学者。
猫大好き、通称「にゃんこ先生」。
初期の頃、Facebookで大変ユニークな呼びかけをしておられるのを目にして以来、
発信を注目しています。(とはいえ、全ての見解を支持しているわけではありません)
著書・動画、多数ありますが、その時点での苦肉のベスト策を論じておられる=現段階では変化している内容もあるので(科学は生モノ)、Twitterなどで最新の発言も参照されると良いと思います。
宮沢先生の動画の講義が難しくて、少しでも理解したくて、免疫についての動画(岡田先生著書に関するトピックス内で紹介したゴローさんのYouTube動画↓)などを見て勉強しましたが、私には未だに難しいです。
「ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み」(YouTubeに飛びます。CMはスキップ。音声注意)
■【10分で解説】免疫の仕組み
https://www.youtube.com/watch?v=ukhqiq1zmsA&t=0s
■自然免疫と獲得免疫
https://www.youtube.com/watch?v=JSYVQfgGYaY
現役であるがゆえに、実際に大変な不利益をこうむりながら、ウィルス学者としての信念に基づいた発信を続けておられることに感銘を受けています。人としての面白さにも魅力を感じます。
私のTwitter歴は、宮沢孝幸先生のツイートを見ることから始まりましたが、
その中で、もうおひとり「Miyazawa先生」がおられることを知りました。
◆宮澤大輔先生(医学博士)
京都大学付属病院総合内科勤務を経て現在、宮澤クリニック(宝塚市)院長
クリニックHP掲載のプロフィールはこちら⇒ ★
宮澤大輔先生のnote ⇒ 「宮澤大輔医師ネット」
Twitter⇒ @blanc0981
【追記】こちらについても、これまで尽力してこられたことは評価していますが、
全ての見解を支持していません。
2022年末にTwitterで繰り広げられたマスクに関するやり取りは
「科学」を標榜する人のやり方としては納得できるものではなく、私は残念に思っています。
ご自身のTwitterのトップには厚労省不適切データについて、前回ご紹介した小島勢二先生とともにサンテレビに出演した時の画像をリンクしたツイートが固定されています。
💉については年齢別選択派。余程必要な高齢者の接種はアリ※、重症化しない子どもへの接種は反対、の立場で、厚労省の接種推進ツールに掲載されたデータの重大な誤りを指摘するなど、歯に衣着せぬ発言をしてこられました。
※コロナでは死なないかもしれないが持病を悪化させ「死にやすくなる」ことを指摘する専門家もいます。全ては治験中(人体を用いた実験中)で、それを未来のある子どもでするなというのが宮澤先生の主張。
こちらの ”Dr.M” も人間臭さを隠さない御方の印象です。
自分をワイと称する自称Y系。常時臨戦態勢ですが、闘う相手は「こびナビ」はじめ恣意的に解釈されたデータや理論など、憤りの対象は明確です。新潟大学小児科(接種激推し)のデータがその対象になったこともあります。
Twitterでの言葉はキレッキレに手厳しいですが、それは事実に基づいた議論をしたいという姿勢によるもの。リアルな発言ではとても穏やかに、わかりやすく話されます。
とりわけ、十分な議論がなされないままの子どもへの接種推進を食い止めるべく、尽力してこられました。
◆今年2月には、春からの5~11歳の💉開始に向けて、努力義務ではないにもかかわらず接種券を個別送付することについて、接種圧が生じることを避け、自由意思で選択してもらえるよう希望制にするべきとの署名を集め、宮沢孝幸先生と共に厚労省に出向いて提出したり、
◆3月には、オミクロンに対する小児ワクチンの効果は1ヵ月でゼロ、その後は逆に感染しやすくなるというアメリカNY保健局の論文とデータを、独自のグラフで紹介したりされています。
詳細はこちら⇒★
noteより「宮澤大輔医師の自己紹介・子どもの💉の前に知っておくべきこと」(2022/2/20)
◆4月には、厚労省のリーフレットへの疑問を反映させた、子どもにとってのリスクとベネフィットをまとめたリーフレットを監修・発信されました。
noteより「監修チラシQRコードのリンク集とPDF」(2022/4/3)⇒★
◆最近では小児肝炎についての論文が脚光を浴びています。
原因不明の急性小児肝炎の流行について、covid-19を原因とする仮説のもとに💉接種を勧める流れがあった中、宮澤先生はコロナではなく「アデノ随伴ウィルス2」ではないかと4月の段階で指摘。7月にはイギリスでそれを確認する論文が出され、イギリスのBBCニュースでは、科学者はコロナウィルスとの関係性を排除した、と報じられ、
原因として、ロックダウンにより子ども本来の初期免疫が獲得されなかったことが指摘されています。
BBCニュース(2022/7/25)⇒★
ひとまず小児肝炎の予防目的で今回の💉を打つ必要は無さそうですね、というはなしですが、
こんなふうに時間の経過とともに解明されることがいくつもあります。
それにしても、ひとの免疫って、本当にスゴイですね。
今更ながらのにわか勉強で、つくづく感心しています。
ウイルスや細菌はかならずしも敵ではなく、生物と共存してきたこと、
むしろその中で我々は生かされている、と表現する方もおられるように、
私たちはものすごいバランスの中で生きさせてもらっているのですね。
その存在があるからこそ出産というものが可能になり、世代をつないでこれたこと等々、宮沢孝幸先生が研究された内在性レトロウイルスの話を聞きかじるにつけ、ゼロ・コロナも無菌も人類にとってありえないこと、という言葉の意味を理解します。
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トピックスでご紹介する方々の主張は、全てが一致しているわけでなく、グラデーションがあり、いずれも検証過程にあるものです。私には全てを理解することはできませんが、判断材料にさせていただきながら、それぞれのご専門の立場から疑問を追究し、慎重な議論を求めて発信しておられること、科学者や専門家の姿勢ともいうべきものに、惹かれ、注目しています。
【8/27追記・朗報?】
先日、YouTubeのマスクについての検閲項目が削除されたことを、マスクのトピックスに追記しましたが⇒★
今日はなんと「ワクチンはcovid-19の感染拡大や感染自体を減らせない」という主張を禁止するルールが撤廃されたとのこと。
何が起きているのでしょうか。。。
先頃、米国CDCは、パンデミックにおけるマスクやワクチン接種などの対策の失敗を認め、組織の全面的な見直しをするという見解を示しました。
その一方で、日本には日本版CDCと、WHO傘下の新組織が創られるとのこと。
ナニそれ?
今のところ、いい予感は全くしません。
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【追記】
このところ、世界の状況は急速に変化しています。
今、追加接種しようとしているひと、新たに子どもさんに打とうとしている方は、
自らの情報の更新を。
現在のウィルスはどういう状態のものか、
mRNA💉とはどういうものなのか、
リスク(直後の副反応だけでなく長期にわたる影響があること)と、
ベネフィット(どれだけの効果のために接種するのか)を理解した上で判断を。
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義務ではないにもかかわらず、
接種の感染予防効果(今では重症予防効果のみになっています)を理由に、
職場や学校などの組織圧によって打たざるを得なかった方も多かったと思います。
接種した方が感染しやすいことが明らかになり、
接種によるリスクが次々と解明されている今、
打たない選択を表明するための理由は相当に増えています。
おおもとを変える力は無くとも、
自らの健康と人生について、自らで判断する余地は十分あると思います。
不本意で「打つ」人が減ってほしいです。
・・・「打たされる人」と書こうか悩みましたが、現実は、無念ですが、
個人として「打つ」と選択したことになってしまいます。
「治験中」ゆえ、全てが自己責任なのです。