マスクについて

今回はマスクについてのいろいろ。

(医療用のN95マスクではなく、一般的に用いる不織布・ウレタン・布などのマスクについてです。)


なんのために着用するのか、

私からお客様に着用を求める科学的根拠はあるのか、
(現段階では、無い、という結論です)

人の目のために着用する大人の行動が、子どもの健全であるべき発達に及ぼしている影響を見過ごしてよいのか、、、

この炎天下の屋外でもマスクをつけ続ける圧倒的多数の人々を見ながら、
考えることがいろいろあります。





主な感染経路が「飛沫」だと思っている方は情報の更新を。

会話や咳で発せられる大きな飛沫が主な感染経路とされていた段階ではマスクは有効と判断されていましたが、今回のウィルスは浮遊する微小な飛沫(エアロゾル)でも感染することが当初より指摘されており、現在ではWHOも、国立感染症研究所も、「空気感染」を第一の経路として認めています。


そうなると、マスクはそれを防ぐことができるのか。


世界の趨勢は日々のニュースでも見てのとおり、とりわけ欧米では
健康な人はノーマスク(咳症状がある人はうつさないために着用する※)の基本に戻っているようです。

(※患者のマスク着用については医師によって見解が分かれています。




【8/24 追記/朗報】

YouTubeの、マスクに関する検閲ポリシーが削除されたとのことです

「マスクの着用は危険である、または身体の健康に悪営業があると主張する」
「マスクの着用にCOVID-19の感染を予防する効果はないと主張する」

そうした内容の動画は検閲され公開停止にされていたのが、
この度、検閲対象ではなくなったとのことです。


上の二つを削除した後の検閲ポリシー(の一部)↓




検閲対象は「地域の公衆衛生当局とWHOが勧める方法と矛盾する予防方法を広めようとするもの」とのこと。
検閲対象でなくなったということは、WHOと矛盾するものではなくなったということ。


変更になっても静かに修正されるだけなので、
古い情報のまま信じていることも、結構あるのかもしれません。


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日本では、厚労省は「マスクの着用が感染防止に効果があるという科学的根拠・論分を所有していない」として(2021/7/28段階)あくまで「推奨」の立場です。





「推奨」の根拠として用いられた理化学研究所の富岳によるマスクシュミレーションはセンセーショナルな映像でしたが、世界の研究においては「エビデンスレベルのランク外」に位置付けられている程度のものであると解説している方もおられます。






◆参考①

上の図の作成を指導協力した医師・石井仁平さんこと、
いしいじんぺいさんのnoteより

★ マスク、ランダム化比較試験で『有意差なし』(2020/11/23)

★「マスク有効」をうたった研究の結果は、実は「マスク無効」だった~バングラディシュRCTの実際(2021/12/12)


《追記》じんぺいさんは新潟県内におられる救急救命士さんとのことです。
Twitter⇒ @jinpeiishii


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マスクの有効性については、私が参考にしている専門家たちの間でも、
無意味 or シーンによっては有益、など見解にはグラデーションがあります。

マスクに限らず、感染経路、mRNA💉接種等についても、

例えば、新大名誉教授の岡田正彦先生や、分子病理学者であり医師の井上正康先生、ウィルス学者の宮沢孝幸先生、といった”慎重派” の中でも、見解が異なるところはあります。



科学者たちは、世界の学術論文を精査し、自らも仮説を立て、意見を闘わせ、現状を分析しながら見解を修正し、

人類にとって真に有益な答えを見出していく、、、

私たちにとって重要なのは、そうした多様な議論があるということに触れられること。


国と異なる(不都合な)見解は全て「デマ」と決めつけて検索対象から削除することではないと思います。

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◆参考②

 YouTube【正義のミカタチャンネル】より
木村もりよ医師と、ウィルス学者・宮沢孝幸先生の対談(2022/5/21収録)

マスクの予防効果について⇒ (音声が出ます。ご注意ください。)


私が参考にしている方の中では最もマスク推奨姿勢だった宮沢孝幸先生が、この対談では、

現在の変異株の状況と諸々のリスクを考慮すると果たしてどうか。。。 

という葛藤を示しておられます。



接種についての考えも、もりよ先生と両者それぞれ。


宮沢先生はかつて諸々に配慮して接種の有無を濁していた頃があったように思いますが、今は隠されません。
その時は理由にアレルギー体質もあげられていたと思います。※⇒追記
そうしたことをオープンに聴けるのがありがたいこと。


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※追記
宮沢先生が今回の💉をしない理由について、最近のツイート(8/8)に書いておられたので一部抜粋させていただきます。
(8/8のワクチン分科会で5~11歳の子どもの接種を「努力義務」※とすることが決まったことに異を唱えての発信と思われます。
 


「~有効性がありかつ安全性に納得できるなら打ちますよ。私はそもそも納得できないと思っていて、有効性に疑問があり、安全性も不透明だから打たないだけ。」

「今後、ベネフィットが上回ることになるなら、再検討します。ウイルスが強毒化して、日頃の感染予防でも回避できず、さらに安全性が高められた💉が新たに開発され、長期リスクもないとわかれば打ちますよ。」

「あと、有効性だ。4か月後に逆効果になるなら打ちませんなあ。」


※「努力義務」は「接種義務」ではないことを、親御さんたちはご理解を。


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参考②の対談でも論じられていたように、
💉もですがマスクについてもリスクが十分に語られていないことが、
とりわけ発達過程にある子どもたちに対して問題だと思っています。


◆参考③

長時間着用のマスク自体が不衛生であること。

近畿大学医学部の研究グループによる、付着する細菌・真菌についての検証

★https://newscast.jp/news/8481619


吐息でホカホカしっとり、培養・増殖させた菌を、せっせと吸ったりまき散らしたりする恐ろしさ。



◆子どもの発達への影響については、衛生面だけでなくメンタル、口の発達、学習のほか、
本来、低年齢のうちに感染して免疫獲得すべきものに感染できない
(ウィルスと異なり、埃や細菌などの粒子の大きなものはある程度マスクで防げるため)
など、様々な角度から危惧する見解が表明されています。


◆不織布マスクに含まれる化学物質のこと


◆ミクロな科学繊維を吸い込むこと


そうしたリスクを負うのはマスク着用のベネフィットが上回ると判断した時だけだと思いますが、今回のベネフィットについては確たる根拠が乏しく、リスクについては軽視されているように思います。


その状態で濃厚接触者の定義が決められているため、マスクは感染対策に有効ではないと理解しているひとたちも、「ルール」から身を守るために着用することを選択せざるをえないという実情を聞くにつけ、


着用の目的はただ「従わせること」だという説に一理ありと感じます。


そういう意味で、私はこれらを社会・政治の問題として見ています。



◆着用率が高い国ほど感染が拡大しているデータもあるようです。

(宮沢先生が触れていたように、マスク着用で口呼吸になり、肺の奥までウィルスを吸い込んでしまうことは重症化につながると指摘されています。

(不織布マスクは摩擦によってウィルスを絡め取る効果があるとされますが、つまりそこに着けたままずっと携行してしまうということでもあります。手指消毒(これも、ちゃちゃっとしただけでは無意味という話ですが)をしても、その後ウィルスの付着したマスクを触れば、ハイ、きれいなお手テ、終了。
一体なに目的でやってるんだか、、、


私は、有効性がないことと不衛生(=むしろ有害)であることを知った段階で、
当店におけるマスクのお願いをやめることを判断したので、
後半の◆4つについては情報を精査しておらず、ご紹介は割愛します。


子どもさんがおられる方は、子どもを守るためにしているつもりのことについて、
改めて調べてみてはいかがでしょうか。

信頼できる情報源に出会われたら、ぜひ教えていただけたらありがたいです。

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私も着用を求められる場所では、(不本意ながら)不織布マスクを着用しています。
外に出たら即、外して着用は最小限にしていますが、

必要に迫られて着用する場合、どのみちエアロゾルを防がないのであれば、
こまめに洗って使う布マスクが一番なのかもしれません。


ウィルスに感染するか否かは、濃度を下げるという意味での換気と距離と、
最終的には自身の免疫力に頼るほかありません。
(なのに今回の💉は免疫抑制を伴うので、慎重派は問題視しています。)


話題があちこち飛びましたが、健やかな社会を望むのはきっとみんな同じ。

感覚だけの議論ではなく科学的な根拠と共に、語らいながら、私も修正しながら、
できることを、と思います。






長文、読んでくださりありがとうございます。

明日も元気にいきましょう☆