追悼-橋本桂子さんに

2020年当時、書きかけたままアップできなかった「追悼」に加筆しました


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こんな時
あのひとならなんて言うだろう


と心の中で問いかける
もう会えないひとが


胸の内に
幾人もいるのですが


2020年2月26日
またそんな御方が
増えてしまいました


広く、世の暮らしの中に、
大切な問いを発信し、対極にあるひとをも理解し、つなぐべく
理性的に、ユーモアと思いやりと気配りを忘れずに、
日々を慈しみながら生活し、行動してきたそのひとは、


そんなふうに称えてくれなくていいから
そういうことが大事と思ったみんなが行動するようになればいいね

と思っているに違いなけれど


個人的にももたらしてくれたものは
計り知れなく
大きくて


差し伸べてくれた手は
途方もなく愛に満ちていて


志はどっしりと確かな根を張っていながら
ふわふわとした、いたずらっこの天使のようでもあった様子を
思い返すにつけ


早過ぎでしょう


天をうらめしく思う気持ちは4年経った今も変わらないけれど
私も、私にできることを、続けているよ



桂子さん

2024.6.1


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彼女の存在は、この4年間、ずっと胸の内にあります。

このコロナ禍を、彼女ならどう判断し、どう生きたか、ということをしばしば問いながら、

答えは永遠にわからないのだけれど、
私は、私にできることを、彼女や、
若くして逝ってしまった友人たちに、恥ずかしくないように生きたいと思いながら、
プライベートブログでの時事問題の発信を続けてきました。


ワクチンや、原発に限らず、国内政治や、国際情勢についても
立場と、出会った情報の違いによって、考えは様々だと思います。

私も、異なる価値観との出会いに、自分を開いていきたいと思っています。


大切だと思うことやひとに関して、

黙して語らないという選択は、なるべくしないのです。