『ケの美』『アンネの童話』

『ケの美  - あたりまえの日常に、宿るもの』 (新潮社・2018)⇒ 

佐藤卓/編著
塩川いづみ/装画、横尾香央留/題字刺繍



2017年に開催された展覧会
《オルビス30周年「ケの美」展》
(ポーラ・ミュージアム・アネックス)⇒   
を1年の時を経て編んだ書籍。


ギャラリー開廊前の冬、奇跡的に拝見できました。
私にとっては10年ぶりくらいの東京で、そのあとは2019年に行ったきり。

あのとき美術館やギャラリーを巡る ”おのぼり” ができたのは本当によかった。



なつかしく思い返しつつ、
時代の変化の中で輝き続けるものと、
廃れどもうつきしきものなどに思いを巡らせながら。

「あたりまえの日常」が、どれだけ尊く、儚いものか、

日常になすべき「不断の努力」を自問。




『アンネの童話』(文春文庫・2017)

アンネ・フランク著・中川李恵子 訳・酒井駒子 絵

休廊期間に真っ先に読みたかった
12月の「サンタ・プロジェクト」の折に
お客様から教えていただいた1冊。


素晴らしかった。

今に読み継がれること、
今また話題になること、
文学としての素晴らしさ、、、


そして、やはり胸にせまる、
彼女がこれらを身を潜めて書き綴り、
収容所に送られたのちに
15歳で生涯を終えたという事実。


酒井駒子さんの絵がまた秀逸で

かわいい仔ぐまのおかあさん、、、

そっちー?!😆






くまではないけれど、1月の展覧会でいただいたかわいいパンとお土産。

世の中、パンダ愛が溢れています。
コアラも健在。






私は断然、カワウソ贔屓ですけれど、

子パンダ、かわいい。
ちいさきもの、みなうつくし。

みな守られたし。