谷内六郎 / 詩と絵 (至光社・ブッククラブ・国際版絵本)
裏表紙に父の字で「1974.9.23」に同僚の方から、
当時3歳の私がいただいたと記されています
幼少期に好きだった絵本の中で、手元に残してある数少ない一冊
「しゅっ しゅっ よぎしゃが せんを ぬき・・・」
長年しまい込んでいた間、全容は忘れながらも、このくだりだけは覚えていました
実家の保管箱から出てきた時のうれしさといったら
おもちゃはほとんど買ってもらえなかった幼少期、誕生日は(私の希望で)ぬいぐるみ、クリスマスは中学生までずっと、父が選んだ本が贈り物でした(一応、寝静まった夜に枕元に置かれたのですが、白髭のサンタクロースがいないことは早々に知ることとなりました)おこづかいを図書券でくれることも多く、4年前に父が亡くなった時は家族でその意を汲み、香典返しには図書カードを添えました
今ではすっかり筆不精になった私ですが、ものごころがついた頃から手紙と切手が好きで、
手元には谷内六郎さんデザインの切手も、
いつかの出番を待って大切に
「7日間ブックカバーチャレンジ」とは、
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊選び、本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける、その際毎日1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする、というもの」で、昨今の「ステイ・ホーム」ライフの中で始まったSNS内での試みのひとつ
この度「アートプロデュース 環」の横木裕子さんからバトンが回ってきました
企画自体は楽しいものと思いつつ、私自身はコンスタントに何かをするのが苦手なので、
基本的にこういうものは「回ってこないといいな…(。-_-) 」と思っております
とはいえ、思い浮かべていただけたことや、つながりはありがたく、また現在、展覧会会期中で時間的ゆとりはないものの、ちょうど展示作家のおふたりと「読書」について語らったこともあり、あれこれ思いを巡らす機会として、ありがたくお受けしました
無理のない成り行きがありましたら託したいと思います
Facebookをしていない(もしくはつながっていない)友人・知人も多いので、
こちらに書いたものを Facebook にリンクしたいと思います