メゾンでの展覧会が終わったら、まず行きたかったのがこちら
栃尾美術館で開催されていた、長岡出身の彫刻家「近藤邦雄 遺作展」
最終日に間に合いました
今回の展覧会は、ノーフラッシュでの撮影可能
一部作品以外は、触れてもよいとのことでした
木、ブロンズ、セラミック、アルミニウム・・・
様々な素材を用いた作品からは
その制作過程の果てしなかったであろう悩みや追求はさておき
愉しさや歓びが、溢れんばかりに伝わってくるようでした
フリルと化した木肌
立体の合体
そのやわらかなこと
表現の境界を超えていくのは
困難でありながらどんなに愉しいことだったろうかと
栃尾美術館で開催されていた、長岡出身の彫刻家「近藤邦雄 遺作展」
最終日に間に合いました
一部作品以外は、触れてもよいとのことでした
木、ブロンズ、セラミック、アルミニウム・・・
様々な素材を用いた作品からは
その制作過程の果てしなかったであろう悩みや追求はさておき
愉しさや歓びが、溢れんばかりに伝わってくるようでした
フリルと化した木肌
立体の合体
そのやわらかなこと
表現の境界を超えていくのは
困難でありながらどんなに愉しいことだったろうかと
思いを馳せます
一番心惹かれたのは、白い大理石の彫刻
それは、彼が亡くなった年の作品でした
***
さまざまな素材を用いてきた制作の中で
この白い大理石にたどり着いた、知る由もない47歳の心境を思いながら
この先、どんな作品を観せてもらえたのだろう
という哀惜の念で
そっと、作品に触れさせてもらいました
あたたかく、やわらかい
石肌でした
交通事故で旅立ってしまった彫刻家と、今の私
同い年
この先も、人生にしっかり取り組むように、と言っているような
同い年のおにいさん
見晴らしのよい丘に建つ栃尾美術館は
好きな美術館のひとつです
長岡市と合併した栃尾の町は
長岡市街地から行っても、見附市街地から行っても
山道を通り、トンネルを抜けたところにあるので
ほんの30分くらいの道のりとはいえ
訪ねる時はいつも小トリップな気分になります
雁木の連なる町並みや、町なかを川が流れる様子
小さい商店、酒蔵・・・
好きな要素がふんだんにある栃尾は
住まい探しの候補地のひとつでもありました
栃尾と言えば「油揚げ」
この小さい町で、お豆腐屋さんが何件も
しっかりと成り立っていることのすごさ
しっかりと成り立っていることのすごさ
もちろんお土産に買って帰ります