つばたしゅういちさん、ひでこさん夫婦の日常を集めた
映画「人生フルーツ」
2月に観たまま感想を書きそびれていましたが
ご夫妻のこと、とりわけしゅういちさんのことは
その後も折々に思い浮かべます
映画自体は、
活字から思い描いていたことの実際を拝見することができて
私はとてーーも満足でした
動くしゅういちさん
大切な思い出を語るしゅういちさん
眠るようにして旅立ったしゅういちさん
時代と季節の移ろい
しゅういちさんに連れ添いながら確固として在るひでこさん
働き者のふたり
庭の木々のざわめき
おふたりの、いちファンとしては全編通じて
時に感涙しながら
ミーハーなときめきを禁じえませんでした
でも、いちファンだからこそ
映画と併せてお薦めしたいのはこの書籍
『なつかしい未来のライフスタイル』
絶版になっているようなので図書館で借りて読みました
(以下、ノートの覚え書きから)
修一さん英子さん、それぞれ70歳前後の時に出版されたこの本には
孫のはなこさんに伝え残したいことが綴られています
第1章は「おばあちゃまからの手紙」として
英子さんの「クラインガルテン」(ドイツ語で小さな庭)の1年
12か月の畑づくりとおもてなしについて
第二章は「おじいちゃまからの手紙」として
ヨーロッパの農村休暇やバカンスのレポートと日本の現状
そしてフレンチ・ポリネシアでの核実験のこと
世界の核軍備と軍縮に伴う海洋投棄のこと等々
戦後の暮らし(社会、世界)を、真にゆたかなものにするために
必要なこと、できることを問い、行動する姿
映画でも、ひでこさんに比べるとずいぶん
「寡黙なひと」として映るしゅういちさんですが
この本ではなんと饒舌なことか
とりわけタヒチクルーズを語るくだりなどは
とても情熱的です
身の回りのことだけでなく、広く世界を見てきた彼のまなざし
何がほんとうに大切なことか
何が評価できて、何を変えて行かなくてはならないのか
国際的に友好関係を深めながら学んできたことの結実が
映画や近年の著書で紹介されていることなのだなと感じます
2016/9/22
二人の歩んできた道が、
それぞれの哲学と共に綴られているのを読むと
彼らが暮らしの中で実践してきたことは
表面的な「素敵ライフ」ではないことがよくわかります
いろいろを経ながら
それぞれに手を動かしながら
「だんだん美しく」なってきた人生なのだなと
青い実のころの大切さを思います
どうなることか
映画「人生フルーツ」
2月に観たまま感想を書きそびれていましたが
ご夫妻のこと、とりわけしゅういちさんのことは
その後も折々に思い浮かべます
映画自体は、
活字から思い描いていたことの実際を拝見することができて
私はとてーーも満足でした
動くしゅういちさん
大切な思い出を語るしゅういちさん
眠るようにして旅立ったしゅういちさん
時代と季節の移ろい
しゅういちさんに連れ添いながら確固として在るひでこさん
働き者のふたり
庭の木々のざわめき
おふたりの、いちファンとしては全編通じて
時に感涙しながら
ミーハーなときめきを禁じえませんでした
でも、いちファンだからこそ
映画と併せてお薦めしたいのはこの書籍
『なつかしい未来のライフスタイル』
~続・はなこさんへ、「二人からの手紙」~
(1998年ミネルヴァ書房)
絶版になっているようなので図書館で借りて読みました
(以下、ノートの覚え書きから)
修一さん英子さん、それぞれ70歳前後の時に出版されたこの本には
孫のはなこさんに伝え残したいことが綴られています
第1章は「おばあちゃまからの手紙」として
英子さんの「クラインガルテン」(ドイツ語で小さな庭)の1年
12か月の畑づくりとおもてなしについて
第二章は「おじいちゃまからの手紙」として
ヨーロッパの農村休暇やバカンスのレポートと日本の現状
そしてフレンチ・ポリネシアでの核実験のこと
世界の核軍備と軍縮に伴う海洋投棄のこと等々
戦後の暮らし(社会、世界)を、真にゆたかなものにするために
必要なこと、できることを問い、行動する姿
映画でも、ひでこさんに比べるとずいぶん
「寡黙なひと」として映るしゅういちさんですが
この本ではなんと饒舌なことか
とりわけタヒチクルーズを語るくだりなどは
とても情熱的です
身の回りのことだけでなく、広く世界を見てきた彼のまなざし
何がほんとうに大切なことか
何が評価できて、何を変えて行かなくてはならないのか
国際的に友好関係を深めながら学んできたことの結実が
映画や近年の著書で紹介されていることなのだなと感じます
2016/9/22
二人の歩んできた道が、
それぞれの哲学と共に綴られているのを読むと
彼らが暮らしの中で実践してきたことは
表面的な「素敵ライフ」ではないことがよくわかります
いろいろを経ながら
それぞれに手を動かしながら
「だんだん美しく」なってきた人生なのだなと
青い実のころの大切さを思います
2016/10/21
みかんの写真は昨年の愛知にて
昨夏の怒涛の引っ越しを思い出します
(8月末に郡山→新潟、半月後に新潟→名古屋、元旦に名古屋→新潟)
旅暮らしでした。。。
そしてまた来年から(県内間ですが期限未定の)
新たな旅暮らしがはじまります
どうなることか
でも、ひでこさん、しゅういちさんのおっしゃるように
「人生だんだん美しくなる」の設計で!
つばたしゅういちさん・ひでこさんの著書を
もう一冊、続いてご紹介しました